絵描嬢

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カテゴリ: 詩画集

海がひとつあれば(画)
海がひとつあれば
わたしはひとりで
生きてゆけると思っていた

傷ついた心で
石を投げても
誰も
傷つくこともなく
誰からも
恨まれることもなく

空がひとつあれば
わたしはひとりで
生きてゆけると思っていた

ぬくもりなんか
忘れてしまっても
日差しは
いつもうなじを追いかけ
雨は
乾いた頬をあたためる

海がひとつあれば
空がひとつあれば

わたしは
あなたがいなくても
生きてゆけると思っていた

なのに  わたしは・・・・・・
なのに  わたしは・・・・・・


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ハイヒール(画)
ハイヒールは
青春の忘れ形見

胸のときめき
つま先の痛み
気どったステップ
脱げそうなかかと
矛盾をおまえに詰めこんで
あの頃を一緒に歩いたね


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セピア色の風景(画)
あなたを失くした今は
世界のすべてが灰色なのよ

だけど  いつかは
想い出に変わるわ

めぐり咲く花も
やわらかな海風も

あなたとの想い出に
寄り添えば

セピア色の絵葉書のように
色を変えてくはず

そんな日を夢見てるの
目を閉じても
こぼれるのよ  涙が


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カンパリでカンパイ(画)
カンパリでカンパイ
この酒の
苦い味を  今宵
おもいだしたのさ

遠いあの日に死んだ
あいつの部屋のボトル
訪れた彼女は
いたんでるからと
シンクに空けて
広がる赤い水を見てた

それからボトルに
一輪の花を生けて
彼女はドアを出てったよ
窓辺のカンパリのボトルは
夕陽で赤く染まってた

カンパリでカンパイ
苦い酒だよ
わすれていたのさ
今宵まで・・・・・・


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永日(画)
君は春の中で
こころを閉ざし
言葉以外は
信じなくなる

さみしいのは
きっと
愛が足りないせいだと
思ってる

ああ
僕がいらだつのは
異様に
永い
春のせいだろう

季節は
あたりまえのよに
花を散らして
知らぬふり


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